外壁塗装の油性と水性
外壁塗装に使う塗料には油性と水性がありますが、これは何が違うのでしょうか。
また、どちらを使った方が良いのか、それとも両方使った方がいいのか、メリットやデメリットについても考えていきましょう。
外壁塗装で油性を使う場合
油性は水性に比べて、非常に長持ちするという特徴があります。
これが油性のメリットです。
マジックペンで考えてもらいたいのですが、油性マジックの方が水性のマジックペンよりも長持ちすると思います。
このことから、油性は水性に比べて長持ちするというメリットがあるのです。
そして、油性ですので水をはじく効果がありますので防水にも効果を発揮します。
光沢も水性に比べれば出ますので、綺麗に仕上がるのは油性の方であるといえます。
しかし、油性のデメリットとして水性に比べて値段が高いということです。
これは水性より性能がいいのですから、値段まで安くては水性の存在する意義が無くなってしまいます。
この点で油性が水性より優れているメリットといえるでしょう。
外壁塗装の水性を使う場合
水性は油性と比べてしまいますとあまりメリットがありませんが、油性は独特の臭いがありますのでその臭いが駄目だという人には、水性が向いています。
さらに、油性よりも値段が安いというメリットがあります。
予算がたらないけれど、外壁塗装をしたいという方は水性塗料を選ぶようにすれば、いいと思います。
しかし、水性のデメリットはついつい薄めすぎて使ってしまうという点にあります。
この場合、素人目にはわかりませんので悪意がなくても手抜きになってしまうことに他なりません。
外壁塗装の油性と水性、まとめ
水性は油性よりも色々な面で劣る塗料ですが安く仕上げることを第一に考えるのであれば、水性塗料にメリットがあります。
また臭いを気にするという人にとっても、水性塗料はメリットがあるといえます。
しかし、長期間風雨に耐える外壁塗装を望むのであれば、水性よりも油性を選ぶ方が良いでしょう。